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薙鎌(なぎがま)

諏訪大社の御柱祭は、寅年と申年に行われています。
そして、式年薙鎌打ち神事は、御柱祭の前年に行われています。
丑年が中股小倉明神、未年が戸土境宮諏訪神社と、交互に行われているので、昨年行われたのは中股小倉明神。
今回訪ねた境宮で行われたのは、7年前になります。

社殿の周りで薙鎌が打ち込まれたご神木を探したのですが、最初はなかなか見つからず。
ちょうど鎌の一番薄いところから見ていたのと、2m50cmから3mくらいの高さにあったのが原因でした。

薙鎌

ご神木には、6ヶの薙鎌が打ち込まれていました。

木も生長しているだろうから、昔は、普通に目の高さに打ち込んだものかも知れません。

薙鎌アップ

古い薙鎌は、木の中に取り込まれていっているようです。

周りを良く探せば、まだ見つかるかも。
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小谷村戸土境宮諏訪神社

戸土と書いて「とど」と読みます。
長野県北安曇群小谷村にある戸土・押廻(おしまわし)・中股(なかまた)は、長野県最北の集落。
クルマで行くには、R148の根知谷入口からシーサイドバレースキー場方面に向かい、そこからさらに山に向かって進みます。

戸土境宮と中股小倉明神は、諏訪大社の御柱祭の前年に薙鎌(なぎがま)神事が行われることで有名。
今回は、戸土境宮に行って来ました。

戸土分校跡にクルマを置いて、すぐ先の右手に「薙鎌神事の境ノ宮参道入口」の立て札があるので、そこから山の道を登っていきます。
5分ほど歩くと、林の中に小さな社殿が見えました。

戸土境宮

木戸についている鍵穴の上に「お賽銭投入口」と書かれた紙が貼ってあるのはご愛嬌。
社殿には、薙鎌神事について記されていました。

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  式年薙鎌打ち神事

 式年薙鎌打ち神事は、諏訪大社の御柱の前年、丑年と未年の秋に諏訪大社下社の宮司が薙鎌を二振棒持し、中谷大宮諏訪神社で奉告祭を行い、薙鎌一振を奉献するもので、翌日もう一振りを信越国境のここ戸土境の宮諏訪神社(未年)または中股小倉明神(丑年)の神木に打ち込む神事である。
 薙鎌は長さ三十センチメートルほどの鶏の頭の形をした諏訪神社の神器である。
 期限は定かではないが、元禄時代に起こった信越国境争論の記録に、古来からこの神事が戸土白池のほとり、諏訪ノ平で行われていたことが記されている。
 神事は国境の神木に薙鎌を打ち込み神威の及ぶ範囲を確認し、信濃の国の無事平安を祈るという意味が込められていると考えられ、古来から諏訪神社と小谷地方の深いつながりを示している。
 この神事は全国で一万といわれる諏訪神社の中にあって、唯一古爾だけに伝わる民俗行事として意義が深い。

平成四年二月二十日
             長野県無形民族文化財指定
             長野県教育委員会
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境宮からは、北東の方角に日本海が見えていました。

持参した地図(2001年発行)には、ここから白池まで「県境不確定」と記され、線が引かれていませんでした。
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